モリスと植物でつくるクラシカルモダンなLD

こんにちは。
インテリアデザイナーの小林由梨奈です。

マナーハウスを彷彿させるクラシカルモダンなお部屋のプランニングをさせていただきました^^

アフターの施工事例写真はこちらでご紹介しています!


マナーハウスに憧れモリスを愛する●●オタクの住む家

イギリスのマナーハウスに憧れ、モリスを愛する施主さまの住むリビングは、無垢のダークウォルナットを基調にした重めのクラシカルモダンな空間。

施主さまは”推しは推せるときに推せ”がモットーで、筋金入りのオタクです。

私のヒアリングした限りでも、宝塚、あらゆるドラマや映画(その度好きな俳優ができてそれなりに長く続く)、そしてここにきて数年前からジャニーズと、あらゆるジャンルの沼にどっぷり浸かってきた施主さま

特に推しが全盛期的に活躍している時期は、地上波、BS、CS、いろんな電波を使って、録画しないと繰り返し観れないタイプの映像に推しが出演(推しが複数人いる時は同時間帯に複数番組に出てることも)しまくるので

リビングのテレビ周りは複雑なケーブルだらけで、とても真っ黒。笑

推し活のために必要な機能は変わらず充実させながらも、理想の素敵なインテリアにしたいとご要望でした。

そこで、ウォルナットのモールディングと無垢フローリングに囲まれたシンプルモダンな空間に、窓装飾とグリーンもプラスし

好きなインテリアイメージ × 推しのいる生活
を最大限に形にしたリビングのインテリアを目指しました^^


モリスのカーテン、クッション、クロス

まず、William morrisのパターンの中でもポピュラーなゴールデンリリーのパターンを、織り、刺繍、レース、クロスの異なる複数の素材で取り入れ、マナーハウスのムードと華やぎをプラスすることに。

ドレープカーテン生地
シアーカーテンは刺繍をあしらった生地で
ダイニングのシェードは贅沢なレースで

それからクッションもモリスのゴールデンリリーと、HARLEQUINの美しい艶やかなオレンジのファブリックを組み合わせて3種のデザインでオーダー。

ドレープカーテンのタッセル
ローマンシェードのキータッセル

Houlèsのタッセルと、デコラティブなカーテンバランスで、一層ゴージャスに♡

小部屋のアクセントクロス

リビングに隣接する日当たりの良い小部屋にはグリーン基調のゴールデンリリーを使用し、視線を集める特別な空間を演出します。


”推せる”テレビ周りを魅力的にかざる4つの植物

推しを鑑賞するため、暮らしの中で視線を集めることが圧倒的に多いテレビ裏の壁面。第2のフォーカルポイントとも言えるテレビ周りの空間は、グリーンで豊かに彩ります^^

・ヒーリング効果がほしい
・ちょっと強烈な感じの柄のあるデザインの植物がいい
・でもアマゾンぽくならず、エレガントでモダンな感じにして
・吊ったりせずに、全部置きで、でも高さを出したい

との要望で、まず植物はこちらの4つをセレクト↓

▽トラディスカンティア・ゼブリナ 

赤紫とグリーンの葉に、シルバーのラインの入った華やかでユニークなスタイルの植物。

目を惹くゴージャスさですね^^

しだれるように下向きに生えていくので、吊るしたりスタンドに置いたり、ポイントを高く持ってくることができます。

横浜のgarageで出会ったこちらのゼブリナに一目惚れして

 

 
 
 
 
 
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これをアクセントに、他の植物のバランスをとってプランニングしていきました^^

ゼブリナの花言葉は、”尊敬しているが恋愛ではない”。

つまり、敬愛ということかな。
クールビューティな情熱家って感じ。見た目にぴったり。素敵です^^

▽フィロデンドロン・バーキン

花言葉は、”壮大な美”、”壮大な心”、”華やかな明るさ”
名前からして気高い。

▽カラテア・マコヤナ

花言葉は、”飛躍”、”強い思い”、”温かい心”
ダイナミックな葉脈のデザインにパワーを感じる^^

▽スパティフィラム・ショパン

花言葉は、”上品な淑女”、”清らかな心”
クラシカルで可憐♪

重めのモダンな空間に、柔らかさ&軽やかさをプラスしてくれそう^^

こちらの3つの植物は、Solso Farmさんで見つけました^^


色・素材・高さに変化をつけたリズミカルなグリーンバランス♪

それからそれぞれに合う鉢とスタンドもコーディネーション。

お部屋全体の、エレガントでクラシカルな印象。
そしてそれとは少し異質な、テレビ周り(テレビ台、スピーカーなどの機器)のシャープなライン×硬質で光沢のあるモダンな黒。

その2つを自然につなぐようなイメージで、選びました。

フラワースタンドは、黒いアイアンの華奢な脚にラスティックな明るい木の天板を乗せたものを、高さ違いで2つ。

高い方にゼブリナ、低い方にマコヤナを置いて高さに差をつけ、リズム感を出します。

スピーカーが94cm
テレビが台と合わせて140cm
ドラセナが210cm

空間の広さの割りに、やや高低差がつきすぎている印象だったBefore。

この間を埋めるように、高さに変化をつけてプランニング♪


鉢カバーは、室内用の陶器とブロンズのものを、白・黒・茶の3色選定。

エコストーン鉢
ブロンズ鉢
マンゴーツリー鉢

白は気高いバーキン、黒は個性的なゼブリナ、茶はエネルギッシュなマコヤナに。

フラワースタンド含めてシャープなものが多いので、鉢カバーはすべて丸みのあるもので揃えて、形にもリズム感を♪

石、ブロンズ、木と、素材感にも変化をつけ、それぞれの植物の個性を引き立てながらも、心地よく調和する絶妙なバランスを狙いました^^

グリーンコーディネーションのご相談もお気軽に^^

パースは今回もこんなにペンを、、笑。

こちらのプラン、ヒアリングからご納品までフルリモートで実施させていただきました^^

植物はできるだけ移動のない方がいいかなと思って、すべて京都のリトルファンタジーさんで購入させていただきました^^

窓装飾やクッションデザイン、グリーンコーディネーションも承っております。

お部屋の印象や過ごしたい気分に合わせ、色、柄、形、花言葉など考慮して、素敵なプランニングさせていただきます。

インテリアデザインのご相談は、こちらから随時受け付けております^^!

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プロフィール

インテリアデザイナー 小林由梨奈
Euphoria Design代表

京都市出身。鎌倉市在住。天秤座。O 型。
特技は 3 歳から続けているクラシックバレエ。 趣味は温泉、海外旅行、ホテルと美術館巡り、ドライブ、お酒、歌うこと、踊ること。読書、舞台・映画・ライブ観賞。同志社大学在学中、NHK 朝ドラなどに出演。その他映画出演や、情報番組の司会アシスタントを務める。 大学卒業後、一部上場企業に就職し上京。営業、アプリ開発ディレクション、商品企画、広報、社内外研修企画、 小学生向けキャリア教育プログラム企画・運営などの業務に携わる。2016年、イメージコンサルタント業務を開始。クライアントのイメージづくりやカラーセラピー講座をする中で、インテリアデザインに興味を持つ。町田ひろ子アカデミー在学中にインテリアコーディネーション業務を開始。卒業後、Euphoria Designを立ち上げ現在にいたる。

Instagram: @yur_in_a

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